2018年10月16日

最近のハノイ三国歯科の活動報告

9月21日(金)ハノイ国立中央歯科病院見学
ハノイ国立中央歯顎顔病院の院長Hai先生と面談後、施設の見学を行いました。
昨年から、日本歯科技工士会と医療技術財団によるベトナム歯科技工支援プロジェクトが進んでおり、ハノイ三国歯科は現地相談役として関与していますが、先日改装された歯科技工部視察しプロジェクトの進行状況を確認を行いました。
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9月23日(日)~25日(火)カンボジア歯科ボランティア
幾島先生が、カンボジア歯科ボランティアに参加しました。ヘルシーオーラルケア(HOP)という年2回カンボジアで予防歯科ボランティアを行っている団体ですが、今回はプノンペンを起点に4施設を訪問し、虫歯のお話、歯ブラシの練習、検診、フッ素塗布、簡単な歯科処置を行ってきました。次回は2月に活動予定があります。
カンボジア

イングリッシュスクール

Kash Dach村

ゴミの山の小学校

9月27日(木)北大歯学部の学生が訪問
幾島先生の出身校である北海道大学歯学部5年生の学生さん2名が、ハノイ三国歯科に見学へ来ました。そのうち1名は今夏インターンシップ生として2週間ハノイ三国歯科で研修を行った学生さんです。
2人は翌日、ハノイ国立中央歯顎顔病院の口腔外科で手術見学にも参加していました。学生のうちから海外へ目を向け、将来発展途上国での外科手術に貢献したいと明確な将来像を描いている後輩は頼もしいものです。
学生1

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10月1日(月)セレック実習
歯科CADCAMシステムのCERECの実習にハノイ医科大学6年生4名がMIKUNI2やってきました。
学生教育ではCADCAMの講義はありませんが、歯科技工士が日常パソコンを使って歯科医師がオーダーした歯科補綴物を作っている一連の作業の流れを理解することは、歯科医師にとって必要なことです。ベトナムにはCERECがほとんど完備されていないので、MIKUNI2でこれからも学生実習を継続していく予定です。
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10月3日(水)ハノイ医科大学セミナー
ハノイ医科大学5年生と6年生対象に、日本の歯科における接客接遇についてセミナーをしてきました。
ベトナムでは未だ昔の日本のように医師主導で医療が行われている傾向がありますが、今後、日本同様に患者サービスが重要視される時代がやってくると予想しています。臨床に出る前の学生のうちにこのようなセミナーを聞けるのはとても貴重なことだと思っています。
また、セミナーの前に、医)大伸会 三国歯科グループがハノイ医科大学と教育提携するための会議が開かれました。
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10月6日(土)7日(日)ベトナム歯科ボランティア
Son La省Moc Chauでのベトナム歯科ボランティアに、ハノイ三国歯科6名で参加しました。
Javdoという歯科ボランティアチーム45名と、現地通訳25名の合計70名で、バス2台で5時間かけて行ってきました。
内容は、歯科啓蒙の紙芝居、検診、歯科治療、フッ素塗布がメインで、Moc Chauの小学生749人を診ました。
例年参加していますが、毎回田舎に派遣されるため日本では見たことがないくらい虫歯が非常に多く、初参加の方は驚きを隠せないようでした。
今回は大伸会 三国歯科グループから若手の先生4人も参加しました。

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水上村